育児ブログ かわいい声の『尾崎豊』

育児 ～反抗期３人衆との日々～

尾崎豊さんをご存知でしょうか？
30年ほど前、社会や学校に不満を持つ若者たちのカリスマとして、一世を風靡したシンガーです。
代表的な曲として
・『卒業』『15の夜』など、社会や学校への不満を唄ったもの
・『I LOVE YOU』『OH MY LITTLE GIRL』などのラブソングがあります。
僕も近い年代です。
特に『僕が僕であるために』という曲が好きです。
しかし、残念ながら26歳という若さで亡くなりました。
色々な挫折や経験をを味わいながら。

2年ほど前だったと思いますが、その尾崎豊さんが1988年に東京ドームで行ったライブのDVDが発売されました。
即買いました。見ました。聞きました。

それを見ていた当時2歳か3歳だった次男が、気に入って「見る見る」と言って何度も見ました。

それまではMr.Childrenの『HANABI』をよく車で聞いていて、お気に入りだったのですが。
ドラマの、確か『コードブルー』だったかな。ジャニーズの『山P』山下智久さんや『ガッキー』新垣結衣さんがドクターヘリに乗って、救急医療をするストーリーのドラマでした。それが好きで毎週見ていました。

その主題歌がMr.Childrenの『HANABI』でした。
いつも車では『HANABI』ばかり「聞く聞く」言ってた次男が、それからは尾崎豊を「聞く聞く」になってしまいました。

たまたま車のiPodに尾崎の『街路樹』というアルバムが入っていました。
次男が特に好きな曲は、そのアルバムの中にある『遠い空』という曲です。
東京ドームライブのDVDでも見たからだと思います。

子供って歌が好きです。Eテレで『おかあさんといっしょ』や『いないいないばあ』などをつけてる時、遊んでいても歌が始まるとテレビを見ます。

最近は、幼稚園で『童謡』なども覚えてきて家でも歌いますが、車では『尾崎』です。
歌詞を完全に覚えてしまいました。

『遠い空』
世間知らずの俺だから体を張って覚えてる。
バカを気にして生きる程、世間は狭かないだろう。
彼女の肩を抱き寄せて、約束と愛の重さを、遠くを見つめる二人はやがて静かに消えてゆくのだろう。
風に吹かれて歩き続けて、かすかな明日の光に触れようとしている。
風に吹かれて歩き続けて、信じて見つめた遠い空。
慣れない仕事を抱えて言葉より心を信じた。かばいあうように見つめても、人は先を急ぐだけ。
裏切りを知ったその日は、人目も気にせずに泣いた。
情熱を明日の糧に不器用な心を抱きしめてた。
風に吹かれて歩き続けて、立ち尽くす人の合間を失いそうな心を。
風に吹かれて歩き続けて、心を重ねた遠い空。

このような歌詞です。

これをまだまだ声変わりもしない、可愛らしい声で歌うわけです。

いつも行ってるスーパーで仲良くなった店員さんに「世間知らずの俺だから～♪」なんて歌うのです。

勘弁してくれ～です。

もちろん4歳児に意味はわかりません。

とりあえず車でミスチルを流してても「尾崎～」といって結局『遠い空』になります。
それを聞いてる3歳児の三男も覚えてしまいました。

『卒業』や『15の夜』など、ちょっと人前で歌われると困るような曲を歌われる前に、違うアーティストに興味を引かせようとおもいます。